2022-11

懸念する<警告>

英語教育の謎と懸念

【英語教育に対する基本的認識のズレ】 我が国の英語教育については、「中高(大)と6年(10年!)も勉強しながら、効果はほとんどなく、挨拶も十分にできないどころか簡単な単語も書けない者が大学生にさえ多くいる…」といった批判が従来から数多く寄せ...
その他

英語名称決定の顛末

旧文部省の英語表記は”Ministry of Education, Science, Sports and Culture“というものだった。「教育・学術・文化・スポーツ省」ということになろう。世界的にもこれだけ広い分野を単独で所掌する省庁...
懸念する<警告>

入試の矛盾(東大を例に)

大学入試については、各大学が個別に入試問題を作成するのが当たり前のように思われているが、そもそも本当に必要なのものなのかや、それを実施するには各大学がそこで行う教育内容・水準に照らした独自の基準・方針を設定し、それに基づく必要があるのに、実...
初中教育

学校週五日制

【問A1】 学校週五日制は平成4年9月から月1回、平成7年4月から月2回を経て、平成14年4月から現在のような完全な形で実施されている。その目的は従来の詰め込み型の教育を改めて、「子どもたちの家庭や地域社会で」の生活時間の比重を高めて、主体...
その他

番外:さざれ石

かつての文部省の多角形のビルの中庭には「さざれ石」が置かれていた。いうまでもなく、「君が代」の歌詞にうたわれている、あの石だ。 まだ入省してからの日も浅いころ、先輩と中庭を歩いていると、「お前、知っているか。この石は年々大きくなっていて、地...
懸念する<警告>

教科書の厚さの違いが語ること

【ある発言への違和感】 難解なニュースや複雑な世の中の仕組みを分かりやすく解説してくれると人気の高いジャーナリストが先日、民放の番組で  「米国と教科書を比較すると、日本の教科書が薄いことが良く問題にされるが、実は、米国は 教師の能力が低い...
懸念する<警告>

「ご理解ください」という不当な言葉

コロナ禍に対する対応をはじめ、様々な課題へ対応する政策・方針等について政治家や官僚が説明を行う際、よく「…ということなので、ご理解ください」という言葉が用いられる。余りにも頻繁に使われているため、もはや違和感なく聞き過ごしている表現だが、実...
<9流>の私見

「選ばない意思・権利」の尊重を

憲法改正のための国民投票を視野に入れ、選挙権が18歳以上に与えられたことで有権者数が増加した一方で、投票率は相変わらず上がらないままだ。この原因を政治的無関心層の存在に求め、特に若者にそれが多いことを問題視する意見が往々に見られるが安易な主...
その他

3大バカ作業

30年以上に渡り教育行政に携わってきた中では、納得がいかなかったものや憤慨すらした業務も少なくない。 その中でも特筆すべきものを、「戦艦大和・武蔵、伊勢湾開拓、青函トンネル」を「昭和の3大バカ査定」だと総称するのに倣って「三大バカ作業」と名...
学際

素晴らしい留学生会長

日本大使館員の一等書記官として3年間赴任したマレイシアは、20年以上にわたり政権を担っていたマハティール首相の提唱する「ルックイースト政策」の影響もあって親日的な国であった。 マレー人が6割、中華系が3割、インド人が1割という多民族国家であ...