教育行政の思い出

Informed Consent(指標としての提訴・検体数)

医学教育を担当する課に在籍していた時のことだ。そこでは医療訴訟も担当だった。あってはならないことだが、大学病院での医療ミスが原因だとして訴訟が提起されることはままある。ただ、大学病院での治療や手術は、市中病院でのものとは異なり、高度・最先端...
懸念する<警告>

なぜ「教育改革」は進まないのか(5つのなぜ?で考える)

(教育改革の効果が上がらない) 教育に非常に高い価値を置き、子どもの教育には自らの生活や楽しみを抑えてでも経費をかける-こうした国民の意識に応えるべく、我が国では教育をより良いものにしようとする動きが文部科学省を中心に絶えず行われてきていま...
懸念する<警告>

新教育政策を「発見」から「発明」へ

(宗教のような政策) 我が国の教育政策は刈谷・オックスフォード大学教授などによって、よく宗教に例えられる。 具体的な根拠やデータを欠き、「重要だから」という理屈だけで実行に移され、その有効性が決して検証されることがない様は丁度、教組による教...
懸念する<警告>

真の私学振興策とは…

【文科省報告書の特徴】 文部科学省は平成29年5月に「私立大学等の振興に関する<議論のまとめ>」という報告書(以下、「まとめ」という。)を公表しました。その目的は全国の大学の約8割、全学生の約7割を占める私立大学の「振興の方向性と今後の振興...
政策への質問集

大仰な前書き

【成果なき政策】 我が国では小学校から大学に至るまで、「教育改革」の名の下に様々な施策・取組が実施され続けており、それが報道されるのが日常的な光景になっているとさえ言える。これらの施策は教育に強い関心を持ち、その充実に期待を寄せる国民の声に...
懸念する<警告>

現在を基準に未来を語る愚(プログラミング教育)

(プログラミング教育の危うさ) 新しい学習指導要領の下、プログラミング教育が小学校から必修化されることとなった。これは「あらゆる活動においてコンピュータ等を活用することが求められるこれからの社会を生きていく」うえで、「コンピュータを理解し上...
<9流>の私見

韓国エンタメ躍進の背景

(大躍進) 2020年度の米アカデミー賞で韓国映画「パラサイト」が外国語映画として初めて作品賞を受賞(他に、監督賞や脚本賞も)したことは大きな驚きと賞賛をもって報じられた。また、音楽の分野でも韓国の7人組アイドルグループ「BTS」が「Dyn...
懸念する<警告>

「入試」という虚構

(入試という試練) 今年も、大学入試の季節がやってくる。 多くの受験生にとって、それまでの高校生活でどのような勉強・生活態度や学校外での活動状況であったか、将来の目標実現に向け、志望大学に対してどの程度の進学意欲や熱意を持っているのか等とは...
懸念する<警告>

「不登校」をどうする?

(実態の把握で終わる現状) 不登校者数が急増し続けている。文科省の統計によると、小・中学校における不登校児童生徒数は過去5年間連続で増加しており、平成29年には初めて14万人を超え、過去最多を更新したという。学校種別にみると、小学校は3万5...
懸念する<警告>

東大「首席」の告白が示すこと

東大を「首席」で卒業し、その後、財務省から弁護士へと転身し話題となった女性がいる。 コメンテーターとしても活躍する彼女は、現在、某国立大学の特任教授である。 地方出身者が東大に合格するまでの受験術を記した著書には、眠気を覚ますために氷水をい...