教育行政の思い出

初中教育

基礎基本重視方針と国会質疑

学校に期待される役割が年々増大し、家庭や地域が担うべき領域にまで及んできていることは良く指摘される。教師への期待や責務は増す一方で、それらに応えるため彼ら/彼女たちの業務は今や「ブラック」と称されるほどの水準にまで達している。このような事態...
教育行政の思い出

方言入りの長官あいさつ

国が主催する全国規模の行事・祭典は数多い。その中には会場が毎回、固定されているものもあるが、開催地が各地を移るものも多い。いずれにおいても、開会式では、政府・各省を代表した者からの挨拶が行われる。 それが大臣等によって行われるとなれば、原案...
教育行政の思い出

競技団体幹部の発言に驚く(国体)

近年、五輪を始め、世界陸上、サッカーやラグビーのW杯、野球のWBC(ワールドベースボールクラシック)等、様々な競技の世界大会が開催され、いずれも多くの人々が関心を寄せている。特に、我が国が開催地になった場合、その盛り上がりは大きく、列...
初中教育

高校生のもつ底知れぬ可能性を知る

省内で一定の年数を経験し、ポストも課長補佐に進むころ、多くの者が地方自治体に出向し、そこの教育委員会の課長に就任することになる。地方自治の本旨に則れば、地方行政はその自治体職員によって運営されるべきものであることから、このような出向は表向き...
その他

番外:日本人の素晴らしさを実感した夜

教育行政に関する事項ではないが、在職中の忘れられないエピソードを一つ紹介したい。 昔から「今の若者・日本人は…」という悲観論・批判は多かったし、最近は、世界の中での日本(人)の劣化、を論じる言説をよく耳にする。そういう面もあるのかもしれない...
その他

「準キャリ」と言う悪弊

文科省(正確には旧文部省だが)のキャリアが他省庁に比べて頼りなく、能力も低いとして、これが三流官庁を体現する存在であるとされるのに対し、同じ文科省職員でもノンキャリアと言われる人達の評価は高い。各省庁にも同様の層の職員はいるが、文科省のそれ...
その他

英語名称決定の顛末

旧文部省の英語表記は”Ministry of Education, Science, Sports and Culture“というものだった。「教育・学術・文化・スポーツ省」ということになろう。世界的にもこれだけ広い分野を単独で所掌する省庁...
その他

番外:さざれ石

かつての文部省の多角形のビルの中庭には「さざれ石」が置かれていた。いうまでもなく、「君が代」の歌詞にうたわれている、あの石だ。 まだ入省してからの日も浅いころ、先輩と中庭を歩いていると、「お前、知っているか。この石は年々大きくなっていて、地...
その他

3大バカ作業

30年以上に渡り教育行政に携わってきた中では、納得がいかなかったものや憤慨すらした業務も少なくない。 その中でも特筆すべきものを、「戦艦大和・武蔵、伊勢湾開拓、青函トンネル」を「昭和の3大バカ査定」だと総称するのに倣って「三大バカ作業」と名...
学際

素晴らしい留学生会長

日本大使館員の一等書記官として3年間赴任したマレイシアは、20年以上にわたり政権を担っていたマハティール首相の提唱する「ルックイースト政策」の影響もあって親日的な国であった。 マレー人が6割、中華系が3割、インド人が1割という多民族国家であ...